PGQ’s blog

色々な文章を綴っていきたいと思いました。

カラオセフリⅢ

「481S3、、、」
「よし、出来た」
俺が世界のためにできることと言ったらコンピュータ位しかない、今は。
(データベースがロックされました。)
?これは予想外だ、中々手強いな。仕方がない、こうなったら、僕は自分の頭の中でコマンドを打った。
これでどうだ、、? しかし、なんの変化もなかった。
おかしい、一体どうなっているんだ、、、 その時、頭に声が響いた。
「貴様は何をやっているんだ?」
僕の心臓は一瞬停止した。
「貴様を見ていると常々後悔の念が湧き上がってくる。なぜ貴様の能力はそれ程まで低いのだ。私の努力はどこへ行ったんだ。」
「、、、」
「おい、聞いているのか?」
「ああ、聞こえてるよ。」
「では返事をせよ。」
「それより、僕は何をしているんだ?」
「自分で考えろ。」
「そっか、ありがとう。」
「余り舐めた口を聞くようならお前の心の傷をより深くまで掘り下げることも出来るのだ。」
ダメだ。こんな奴にいつまでも付き合っていたら僕の精神は摩耗する。
「申し訳ない。以後留意する。僕を見捨てないでくれ。」
「ああ、勿論だ。これからもよろしく頼むぞ。」
よし、何とかなったみたいだな。
「ところで、これから何をすればいいと思う?」
「そうだな、やはりまずは情報を集めるべきだ。」
「やっぱりそうなるか。」
「ああ、なんせ不明なことの方が多いのだ。調べずに玉砕するような真似はしたくないだろう。」
「ああ。」
「良いだろう。その調子で闘ってくれ。私はこれにて帰還する。」
解放された、、、本当に疲れる存在だ。