PGQ’s blog

色々な文章を綴っていきたいと思いました。

空間認知論と歪度増大による冷却

Dona「おはよーMisitー」
Misisit「おはよー」
Misit「あんたのことじゃないわよw」
そんな感じで。
こんな具合に、どんどんと新しい友達が増えていきました。
もちろん、英語の授業では先生が一人一人の顔をじっと見つめながら授業をしてくれるので、そこでも新しい友達ができます。でも、学校から帰って、家にいる時の方が、ずっと幸せ。なぜなら、、、
Misin「おかえりー」
Dona「もう帰ってたの?早くない?」
Misin「そうなの、部活offでさー」
Dona「えっ、じゃあ遊ぼう!」
Misin「いいね!何する?」
Dona「うーん、そうだなぁ……あっ、ねえねえ、今日一緒に宿題しない?」
Misin「うん、いいよー」
そんな会話をしながら、私は部屋を膨らませていた。
Misin「Misitは?Misisitいないじゃん」
Dona「あ、、、いや、、、」
Misin「察したわwwまだそんなことしてんの?そろそろ辞めたほうがいいんじゃないの?」
Dona「だよねー、、、でも中毒になっちゃって」
Misin「分かるけどさー」
そう言いながらも、彼女は私と一緒に膨らんでくれた。
その日の夜は、彼女とゲームをして遊びました。
そして、次の日もその次の日も、学校が終わったあとは彼女の家に直行していました。
毎日、夜遅くまで空間を食べながら。
Misisit「いwbぢdjをsksbをw」
Misin「ウケるw余剰次元に飛んじゃったから言語が歪んでるーww」
Dona「良いよね、この響き。言語学オリンピックに出題してもいい頃合いかな。」
Misit「私はkdbdまだそwぢd歪みきってkdjwいないkwks出しいえじぇdkて、、」
Dona「劣等組は早く消えてよねー」
そんなことを繰り返しているうちに、気づけば夏休みに入っていました。
私はいつも通り、Donaの家へ行って、二人で膨らみ始めようとしたその時。
Dona「ねえ、ちょっと聞いて欲しいことがあるんだけど……」
彼女が突然、真剣な眼差しでこちらを見てきたのです。
Dona「やっちゃった。」
Misin「!!」
Misisit「お前を殺害対象に設定した。」
Misit「応援要請中です。」
Misin「ふざけないでよ!前と同じじゃない!約束はどうなったの!?つい最近辞めようと提案したばっかりなのに!」
Dona「ごめん。我慢できなかった。」
Misit「計画を実行中です。暫くお待ちください。」
Dona「バイバイ、、、、」
Misin「あ、、行かないでよぉぉぉ!!!!!」
私の叫び声も虚しく、彼女は私を置いてどこかに行ってしまいました。
それからというものの、彼女とは一切連絡が取れなくなってしまいました。
Donaの家にも行きましたが、誰もいない様子でした。
あの後、何が起きたのか。それは分かりませんが、私はきっとMisit、Misisitに忘れられるのだろう。Donaへの怨みで頭がいっぱいだから。
Misin「これで良かったんだよね。」
上界のDona「Misinを攻撃対象に設定しました。」
下界にいるMisin「ありがとうございます。」
こうして、私はまた一人になりました。
あれだけいた友達も、いつの間にかみんないなくなり、結局私は最後まで孤独のまま終わってしまったようです。
ああ、寂しい、寂しいよ。
もういい